協会概要刀剣博物館外観

ご挨拶

公益財団法人日本美術刀剣保存協会
     会 長 酒井 忠久


おおいなるものにいだかれあることを
今朝吹く風の涼しさに知る
  山田無文老師

 

 期の途中でありますが、当協会公益法人化で尽力されるなど功労ある小野裕前会長から引き継ぎ、会長という大役をおおせつかり身の引き締まる思いをいたしております。よろしくお願い申し上げます。
 本協会は、公益財団法人として信用と信頼のもとに、定款で明確に謳われている通り、日本国において伝統技術をもって古来より制作される刀剣、刀装・刀装具の保存及び公開に関する事業、無形文化財である日本刀の鍛刀技術、研磨技術、刀装制作技術等の保存向上に関する事業、並びに日本刀の制作に必要な材料の確保を図るための事業を行い、もって日本国の文化財の保護と文化の普及振興に寄与することを目的とします。
昭和四三年に刀剣博物館、昭和五一年には原材料を確保するため日刀保たたらを創始するなど、日本刀という日本が誇る鉄の文化の、全国に注目されるべき伝統文化の保護育成事業です。
当会は昭和二三年に東京国立博物館内に設立され、昭和四三年二月に現在地に建設移転し今日に至っています。老朽化が激しいため、墨田区へ新築移転し、現在平成二九年秋の完成に向け建設中であることは皆様ご承知の通りです。
 都会のオアシス安田庭園を背景にした建設中の日刀保・刀剣博物館は交通環境等にも恵まれ、その墨田区には、江戸東京博物館、相撲博物館、東武博物館、郵政博物館、たばこと塩の博物館、建設中の北斎美術館など集積し相乗効果が望め、また江東五区(江戸川・江東・足立・葛飾・墨田)は、防災、事業、情報など連携がとられています。広範な連携のもと学び楽しめ、文化伝承、発信の場として、皆様からの一層のご支援ご協力を賜りたく、建設にあたり寄付金を募集します。
 ますます充実発展をはかり、先人先輩皆様が築きあげてきた伝統文化を大切に、次代に継承するため絶大なる皆様のご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。


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