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延吉は千手院派の流れを汲む刀工といわれ、作風は大和気質と古備前気質の二様がある。本作は備前気質を顕現した一作で、現存する同作中でも無類の健全さを持し、地刃の冴えた出色の出来映えである。後水尾天皇(1596年~1680年)御料と伝わる作品。
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