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特別展 筑前左文字の名刀

 特別展 筑前左文字の名刀

鎌倉時代末期から南北朝時代初期にかけて筑前国(福岡県)博多を拠点に作刀した左文字は、左衛門三郎の略と伝わる「左」の一字を銘に切ることから、古来その名で呼ばれています。


彼は従来の九州物一般の伝統であった、板目の流れた鍛え肌に匂口の沈んだ直刃調の刃文を焼くという地味な作風から脱却し、地刃ともに明るく冴えて垢抜けた作風へと劇的な転換を遂げました。その作風は、安吉ら多くの優れた門弟たちによって継承され、筑前鍛冶の黄金時代が築かれたのです。


本展覧会では、左文字の代表作である《太刀 筑州住左(江雪左文字)》および《短刀 銘 左/筑州住(太閤左文字)》をはじめとする初期から円熟期に亘る太刀、刀、短刀の名品を一堂に展観します。

あわせて左文字の先達である良西、入西、西蓮国吉、実阿の作品や、門下の安吉、行弘、国弘、吉貞などの作も加えたおよそ50口余りにより、鎌倉時代から南北朝時代における筑前鍛冶の伝統と革新の様相に迫ります。



■音声ガイドのご案内
声優の浅利遼太さんが、特別展「筑前左文字の名刀」を臨場感あふれるナレーションでご案内します。



音声ガイドアプリ「Pokke」での配信になります。

所要時間:約40分 料金:600円



1/11(金)までに先行して購入された方は「1.刀剣博物館について」「2.プロローグ」のみ視聴できます。1/12(土)から残り全てのコンテンツが視聴できるようになります。

会期 2019年1月12日(土)~2月11日(月・祝日)
開館時間 9:30 ~ 17:00 (入館は16:30まで)
休館日 毎週月曜日(祝日の場合開館、翌火曜日休館)
入館料 大人 1,200円
会員 700円 
高校・大学・専門学校生 500円 
中学生以下 無料
※大人20名以上の団体は会員価格
主催 刀剣博物館
後援 東京都教育委員会 / 墨田区教育委員会 /
株式会社共同通信社 / 花王株式会社
協賛 アサヒ飲料株式会社 
展示作品リスト 目録はこちら(PDF)

<展示品の撮影について>
国宝 江雪左文字 のみ撮影が可能です。
※SNS(Twitter、Facebook等)への公開は禁止です。