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日本美術刀剣保存協会創立70周年・たたら操業40周年を記念し、企画展「諸国漫遊−多彩なるお国拵と日本刀五ケ伝を巡る旅-」を開催いたします。
室町時代後期、戦闘形式の変化に伴い日本刀の様式の主体が太刀から打刀へと移行したことにより、打刀拵の先駆けともいえる天正拵が成立しました。そして江戸時代に入り幕藩体制のもと藩内の文化や気質、推奨した剣術などから独自の様式を取り入れた「お国拵」とよばれるものが誕生しました。
一方、刀剣は平安時代後期から桃山時代までに製作された日本刀を古刀とよびます。古刀のうち、大和・山城・備前・相模・美濃の五つの国は作刀の有力産地として繁栄し多くの刀工を輩出しました。その国々の作風は各伝法となり、桃山時代以降の作刀に継承され「五ヵ伝」として作風体系の基盤となりました。
尾張、柳生、庄内、肥後、薩摩の個性豊かなお国拵の名品と当館所蔵の国指定文化財を中心とした刀剣から五ヵ伝の名刀をご覧ください。
特別展 筑前左文字の名刀 2019年1月12日(土)~2月11日(月・祝日) 入館料 大人 1,200円(特別展料金になります) 会員 700円 学生 500円 中学生以下無料
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